山下公園の一番端っこ、シルクセンターと大桟橋入口の交差点にあるのが開港広場。
ここの場所は1854年に日米和親条約が調印された場所にちなんで「日米和親条約締結の地」の碑があります。この条約によって日本は下田と箱館(現在の函館)を開港しました。長い間江戸幕府によって続けられてきた鎖国体制がこれで終わりました。
碑文
日米和親条約締結の地
安政元年(1854年)2月から3月にかけて、 日米代表が横浜村の海岸で会見、和親条約を結んだ。これは神奈川条約ともいわれ、日本の開国を促し、本市の誕生の速因ともなった。 歴史的舞台となった応接所のあとは、現在の神奈川県庁の付近である。横浜市・神奈川県 横浜市観光協会
しかしこの条約は締結したまでに留まった。ペリー(アメリカ側)が求めた貿易の自由化については、日本側の強い拒絶がありこの時点では通商を断念せざるを得なかったようです。
そんな歴史のある場所は公園となっており、中央には噴水があります。
訪れた時は偶然にも水が止まっていた。噴水をよく見るとそこは羅針盤のようなデザインとなっていました。
そして噴水の周囲には、羅針盤の差す方角に横浜市の友好都市・姉妹都市のプレートが地面に埋め込まれています。
ひとつ記念に、なんて写真を撮っていたら結局全部撮ってしまったのでここで一気にご紹介。
横浜市民でありながら友好都市を全部知らなかったですね。
姉妹都市・友好都市、貿易協力国。
全部合わせて10ヶ国、12の都市がありました。
サンディエゴ/アメリカ
オークランド/アメリカ
バンクーバー/カナダ
上海/中国
大連/中国
ムンバイ/インド
マニラ/フィリピン
メルボルン/オーストラリア
リヨン/フランス
ハンブルク/ドイツ
コンスタンツァ/ルーマニア
オデッサ/ウクライナ
一通り見た後は海岸通りをお散歩。
また一つ横浜の歴史に触れる事ができました。
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