横浜写真放浪記

丹沢・大山山頂 かながわの景勝50選 その6

神奈川県・大山。 山頂の標高は1,252m.。
古くから山岳信仰の対象として多くの人々に親しまれ、山容はピラミダルできれいな三角形をしています。
小田急線から見ても、横浜の市街地から見ても、その姿は一目で大山だと分かります。

山頂には、大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)の奥の院があり、そしてここから眺める雄大な景色が「かながわの景勝50選」に選定されています。

激しい環境でかなり風化している石碑。なんとか「大山山頂」と読み取れます。

大山山頂 かながわの景勝50選
大山全体を見れば見所はたくさんあると思いますが、あくまでも「大山山頂」が選定されているので景観をご紹介。と言っても標高1.200mを越えているので天気・時間によって見える景色はどんどん変化します。

山頂のトイレの裏手に回ると鉄塔があります。このあたりからの望む丹沢方面の景観は抜群に良いです。
三ノ塔~烏尾山~行者ヶ岳~塔ノ岳と丹沢主脈縦走路が見渡せます。

写真の中央左にかすかに富士山が写っていますが、今回もほぼ雲に隠れてしまいました。
(大山登頂は4回目ですが、いつも天候が悪く山頂からの富士山の全景をまだ見た事がないのです)大山山頂 かながわの景勝50選-7

こちらは丹沢三峰と東京方面。大山山頂から一段下った場所が展望が開けています。
その他、よく晴れた日は相模湾、江の島、房総、伊豆大島まで見渡すことが出来ます。大山山頂 かながわの景勝50選-4

大山は古くからたくさんの参拝者や行者が訪れた場所とされています。
今で言うパワースポットのような感覚だったのでしょうか。
現在でも大山登山の人気が高く、週末ではたくさんの観光客やハイカーで賑わっています。

大山の表玄関口にある大山阿夫利神社下社。ここまではケーブルカーで来ることが出来ます。
ここで参拝してから大山山頂へ登るのが最も一般的なルート。ここから山頂まで標準コースタイムで1時間半。春~秋なら登山初心者でも登ることが出来ます。

大山阿夫利神社下社。ケーブルカーではなく男坂や女坂から歩いて登る方がおススメ。特に女坂の七不思議や大山寺など見所満載です。
大山山頂 かながわの景勝50選-6
大山山頂へはこの他にもヤビツ峠から登るルートや、日向薬師から登るルートがありますが、登山に慣れた人向けのルートです。山頂までは山小屋やトイレもありませんので、季節に合わせた万全の装備で登ってください。

山頂の奥の院です。登頂後はここで参拝する事も忘れずに。大山山頂 かながわの景勝50選-3

大山山頂は1965年に指定された、丹沢大山国定公園内です。大山山頂 かながわの景勝50選-2
これからも登り続ける山なので、
山頂から雄大な富士山を見る事ができた時にまた写真を更新します。

 

追記 2015.12  快晴に恵まれて富士山の写真が撮れました!

雲ひとつない冬の快晴。この日は雄大な富士山がずっと見えていました。

大山山頂201512-125

山頂の西側にある看板です。
丹沢の山並みがワイドに見渡せます。

大山山頂201512-127

この日は南アルプスまで見えました。

大山山頂201512-128

丹沢主脈。塔ノ岳〜丹沢山の稜線が見えます。
手前に新大日から伸びる長尾尾根。この尾根は札掛の方まで伸びています。

大山山頂201512-130

関東平野。はるか北には栃木県の日光連山まで望むことができました。
大山山頂からの大展望。古くからたくさんの人々に登られてきた山。昔の人もこの大展望に感動していたに違いありません。

大山山頂201512-136

丹沢・大山山頂 アクセス

【所在地】 〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山355 (大山阿夫利神社)
【交通】 ・小田急線「伊勢原駅」下車 北口(改札口を出て右)バス4番線から
神奈川中央交通バス伊10系統「大山ケーブル」行き乗車  終点「大山ケーブル」下車
こま参道 徒歩約20分  大山ケーブルカー → 大山阿夫利神社下社駅
登山口→大山山頂 標準コースタイム 登り約90分 下り約60分

かながわの景勝50選 一覧表はこちら

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