京浜急行「浦賀駅」からバスで15分。県立観音崎公園へ。
江戸時代後期に築かれた砲台の跡地、弾薬庫などが多く残され、
日本で最初の洋式灯台「観音埼灯台」もある歴史ある地だ。公園入口の目の前は海。バス停、マイカー駐車場から海まで1分もかからない。
夏はバーベキューや海水浴で大変賑わう場所。
海岸沿いに散歩コースが整備され、途中には洞窟跡もある。
そして観音埼灯台が見え始めた。
灯台へ行く道。 まだ夏が終わらない…
西脇順三郎(1894~1982)の詩だ。 (せっかくの石碑に僕も写りこんでしまった)
こちらは関東大震災で崩壊してしまった2代目灯台の頭部分。(現在は3代目)
残置というか捨てられているようでちょっと寂しい。
200近い砲台を備えていた東京湾要塞群の一つ、観音崎北門第一砲台。
地下は弾薬庫だったそうです。静かな場所で、かつてここから大砲をぶっ放してたとは想像がつかない。
観音埼灯台到着。
既に高台だが、さらに19mの灯台のてっぺんへ登ります。
地平線がどこまでも。
海岸沿いの突端から切り離された建築物が気になる。なんだあれ。
灯台の受付で聞いたところ、地元の人で詳しく教えてくれた。
「観音崎 水中聴測所」というらしく、水中の音を探知し、潜水艦を発見するためにあったそうだ。
昔は繋がっていた桟橋もいまは崩壊してしまい、現在もそのままだそうです。
観音崎では、車道を見守るのも灯台だった。
観音崎 アクセス
【所在地】 〒239-0813 神奈川県横須賀市 鴨居4丁目
【交通 バス利用】 京浜急行「浦賀駅」→バス(観音崎行き) 約15分 終点で下車
JR横須賀線「横須賀駅」→バス(観音崎行き) 約35分 終点で下車
※マイカーの場合は公園前に駐車場有
【観音崎 灯台】 年中無休 9:00~16:00 入館料 大人:200円 小学生以下:無料
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